知らない間に、シャワーホースから水漏れが・・・

みなさんこんにちは!工事課の矢部です☆
今回は、シャワーホースからの水漏れについてご紹介いたします。


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シャンプードレッサーを使う上で一番気を付けていただきたいのは『収納式ホース』からの漏水です。

ホースは長期間利用していると劣化して亀裂が入り、水漏れを起こすことがあります。
しかし、シャンプードレッサーのホースは、ホースを伸ばして使用しているとシャワーヘッドから救出された水に紛れてしまい、仮に水漏れしいても、漏水に気付かない場合があります。

それに、収納式ホースは普段、洗面台の中に隠れているため、水漏れが起こっていても外からでは確認することができません・・・
洗面台の下にある収納スペースは、洗剤をはじめ日用品の保管場所として使用していることが多い場所です。
そのため、水漏れが起き、奥の方に水が漏れていても、物陰に隠れてしまうと気づくまでに時間がかかってしまいます。

収納スペースに使用されているベニヤ板は、多くの場合防水機能が備わっておらず、すぐに傷んでしまうことの多い素材です。
水漏れに気付かず放置してしまい、気が付いたときには仕切りや底板がすっかり腐っていた・・・といった事態もおこりえます。
最悪の場合、収納スペース下の床まで劣化し、階下まで浸水してしまうケースも考えられます。
ご自身の家財を損なうというだけではなく、集合住宅なら深刻な住人トラブルに発展することもある為、水漏れには十分な注意を払う必要があります。

洗面台のシャワーホース交換方法

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毎日使う洗面台が水漏れを起こしたりしたら困りますよね
シャワーホースが原因の水漏れなら、もう大丈夫です

こちらではシャワーホースの交換方法をご紹介します!
シャワーホースを交換して快適な生活を送りましょう☆

1.まずここを確認すべき!

シャワーホースの交換といっても何から手をつけていいのか分からないかと思います。
まずはじめに交換前に確認するべき事をご紹介します。
まず、洗面台の下を覗き、カラン本体とシャワーホースのつなぎ目を確認してください。
洗面台の下の扉を開け、上を覗くような感じになると思います。

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つなぎ目はワンタッチジョイントタイプとナット閉めタイプの2種類があります。
お使いの洗面台がどちらのタイプか確認してください。

<ワンタッチジョイントタイプの場合>
最近では、このタイプがほとんどです。
交換時間もそれほどかかりません。

交換後、気に入らない、不具合が改善されないなどございましたら業者に頼むことも可能なので、まずチャレンジしてみてください。


<ナット閉めタイプの場合>
こちらのタイプは技術が必要となり、難易度もあがりますので、業者に頼むことをお勧めします・

2.水栓の型に合ったシャワーホースを選ぶ

シャワーホースを交換する際、新しいシャワーホースを購入することになりますが、なんでも良いというわけではありません。自分の家の水栓に合うものでなければ使用できません。
そこでこちらでは、そうならないための方法を解説します。
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上の図のような部分を見れば、ほぼメーカーや品番が書かれたシールが貼ってあります。
メーカーが確認できたら、相談窓口などに電話をして品番を伝えれば水栓の型に合ったシャワーホースを教えてくれます。

ネット通販などでそのシャワーホースが売っていれば通常より安く購入できますので教えてもらったシャワーホースの商品番号で検索してみてください。

3.シャワーホースの交換手順

シャワーホースを手に入れたらいよいよ交換です。
具体的にシャワーホースの交換手順を確認していきましょう。

<用意する道具>

・シャワーホース
・ウォーターポンププライヤー(ペンチのような工具で1000円程度で購入可能¥)
・バケツ(水受け)
・マイナスドライバー(止め水栓がマイナス講の人のみ)

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止水栓にはハンドルタイプとマイナス講と、二つの形状があります。
ハンドルタイプの場合は蛇口を閉めるときと同じように時計回りに捻りましょう。
マイナス講の場合はマイナスドライバーで時計回りに回します。


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写真の白い部分です。
水が溜まっているので注意しましょう。


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この画像の青色の部分を下にスライドさせ、そのまま下に引っ張ると抜けます。
※このとき水がこぼれるのでバケツやタオルを用意しておきましょう。

※固くて外れない場合はプライヤーでホースの金属部分をつかんで外してみましょう。

※ホースにアダプターがついている場合はプライヤーでホースの金属部分をつかみ、外します。


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引き抜けたらさらにシャワーヘッドをまわし、ホースから取り外します。

~ここから先はこれまでと逆の手順を行います~

前述した④~⑤を逆の手順で行っていきます。
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前述の③を逆の手順で行います。
※ホースとワンタッチジョイントの径が合わない場合はアダプターを取り付けましょう。


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③の逆の手順で行います。
オレンジ色の部分を下にスライドさせ、カランに差し込んだら戻します。

※しっかり取り付けられたかどうか、必ず引っ張って抜けないことを確認しましょう。


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作業開始時に止めた止水栓を開けたらシャワーホースの交換は完了です。


シャワーホースからの水漏れ、対処のカギは早期発見!

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シャワーホースからの水漏れを早い段階で対処するためには、収納スペースにあまり物を置かないようにし、定期的に収納スペース内を見る習慣をつけることです。
こまめに中を見て、排水管や床が濡れていないかをチェックしましょう!

また、洗面台によってはシャワーホースを収納する「水受け」があります。
ホースから水漏れが発生している場合、いったん、この水受けに水が溜まるようになっています。

つまり、「水受けの中は常にかわいている」のが通常ですので、水が溜まっているときは、ホースの交換、もしくは蛇口の交換が必要となります。


以上で、交換方法をご紹介いたしましたが参考になりましたか?

もし、ご自宅の洗面台がこのようになっていた時は、ぜひ当社までお問い合わせください!
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